「急な出費でお金が必要だけど、専業主婦だから借りられないかも…」
「セイシンレディースローンって、専業主婦でも利用できるの?」
この記事では、そんなお悩みを持つ専業主婦の方のために、株式会社セイシンのレディースローンについて徹底的に解説します。
結論から言うと、
セイシンレディースローンは、条件を満たせば専業主婦の方でもお申し込みが可能です。
この記事を読めば、申し込み条件から必要書類、審査のポイント、そして利用する上での注意点まで、すべてを理解することができます。
そもそもセイシンレディースローンとは?
まず、株式会社セイシンがどのような会社で、どのようなローンを提供しているのかを知っておきましょう。
株式会社セイシンは正規の貸金業者
株式会社セイシンは、高知県に本社を置く、
国(財務局)や都道府県に正式に登録された正規の貸金業者です。
いわゆる「街金」や「中小消費者金融」と呼ばれることもありますが、違法な金利を取るヤミ金とは全く異なりますのでご安心ください。
女性専用ダイヤル「レディースセイシン」を設けるなど、女性が安心して利用できるサービスを提供しているのが特徴です。
セイシンレディースローンの基本情報
- 金利(実質年率): 12.60%~18.00%
- 融資限度額: 1万円~50万円
- 申し込み方法: 電話、インターネット、FAX、郵送、来店
- 担保・保証人: 原則不要
- 特徴: 女性専用ダイヤルがあり、女性スタッフが対応
【最重要】専業主婦がセイシンで借りるための条件
専業主婦の方がセイシンレディースローンを利用するためには、通常の申し込み条件とは別に、非常に重要なポイントがあります。
それは、
「配偶者貸付」という制度を利用することです。
「総量規制」と「配偶者貸付」を理解しよう
少し専門的な話になりますが、これが理解できると、なぜ専業主婦でも借り入れが可能になるのかが分かります。
総量規制とは?
総量規制とは、貸金業者からの借入を
年収の3分の1までに制限する法律(貸金業法)上のルールです。
例えば、年収300万円の人は、100万円までしか借りることができません。
これは、個人の借り過ぎを防ぐための、いわば「ブレーキ」のようなものです。
ご自身の収入がない専業主婦の方は、このルールにより原則として貸金業者からお金を借りることができません。
総量規制の例外「配偶者貸付」
しかし、この総量規制にはいくつかの「例外」があります。
その一つが
「配偶者貸付」です。
これは、
配偶者(夫など)の年収と合算して、その3分の1までなら借り入れができるという特例制度です。
例えば、ご主人の年収が450万円の場合、夫婦の借入合計額がその3分の1である150万円までなら、ご自身に収入がない専業主婦の方でも借入が可能になるのです。
セイシンレディースローンは、この「配偶者貸付」に対応しているため、専業主婦の方でも申し込みができるという訳です。
配偶者貸付を利用するための必須条件
配偶者貸付を利用するには、以下の2点が絶対的な条件となります。
- 配偶者の同意を得ていること
- 配偶者の年収などを証明できること
つまり、
ご主人に内緒で借りることはできません。 これは法律で定められたルールであり、どの正規貸金業者で配偶者貸付を利用する場合でも同じです。
申し込みから借入までの流れと必要書類
セイシンレディースローンに申し込む際の具体的なステップと、専業主婦の方が用意すべき書類を確認しましょう。
申し込みから融資までのステップ
- 申し込み: 電話または公式サイトの申し込みフォームから連絡します。
- 審査・本人確認: 担当者から連絡があり、申し込み内容の確認や審査が行われます。
- 必要書類の提出: 審査通過後、FAXや郵送などで必要書類を提出します。
- 契約: 契約内容を確認し、同意します。
- 融資: 指定した銀行口座へ振り込み、または店頭で現金を受け取ります。
専業主婦の申し込みに必要な書類
通常の必要書類に加えて、配偶者貸付のための特別な書類が必要です。
必ず必要な書類
- 本人確認書類: 運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など
配偶者貸付のために追加で必要な書類
- 配偶者の同意書: セイシン所定の書式に配偶者が署名・捺印したもの。
- 配偶者の年収を証明する書類: 源泉徴収票、確定申告書、給与明細書など。
- 夫婦関係を証明する書類: 住民票(続柄が記載されているもの)など。
これらの書類を不備なく準備できるかどうかが、スムーズな借入の鍵となります。
専業主婦がローンを利用する際の注意点
無事に借入ができたとしても、いくつか注意すべき点があります。
安心して利用するために、必ず心に留めておきましょう。
返済計画を夫婦で共有する
配偶者の同意を得て借りるのですから、返済計画も必ず夫婦で共有しましょう。
「毎月いくらずつ、いつまでに返すのか」を明確にし、家計の中で返済費用をどのように捻出するのかを話し合っておくことが重要です。
返済の遅延は、信用情報に傷がつく(いわゆるブラックリスト状態)だけでなく、夫婦間の信頼関係にも影響します。
借り過ぎない・安易に頼らない
カードローンは手軽に利用できる反面、自分の預金のような感覚に陥りがちです。
あくまで「借金」であることを忘れず、本当に必要な金額だけを借りるようにしましょう。
安易な借入を繰り返すと、返済が困難になる可能性があります。
大手消費者金融との違いを理解する
セイシンのような地域に根差した貸金業者は、大手消費者金融(アコム、プロミスなど)と比べて、一人ひとりの事情を丁寧にヒアリングしてくれる傾向があります。
一方で、大手のように「最短即日融資」や「無利息期間」といったサービスは限定的です。
スピードよりも、親身な相談を重視したい方に向いていると言えるでしょう。
まとめ:セイシンは専業主婦の味方。ただし配偶者の協力が不可欠
最後に、この記事の要点をまとめます。
- セイシンレディースローンは、専業主婦でも申し込み可能。
- ただし、「配偶者貸付」という制度を利用する必要がある。
- そのためには、配偶者の同意と、収入証明書などの提出が必須。配偶者に内緒では借りられない。
- 申し込み前に、夫婦でよく話し合い、返済計画を立てることが何よりも重要。
セイシンレディースローンは、配偶者の理解と協力があれば、専業主婦にとって心強い選択肢の一つとなり得ます。
この記事の情報を参考に、まずはご夫婦でしっかりと話し合うことから始めてみてください。
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